日本ではまだ発売されていない「Xperia Z Ultra」をEXPANSYS 日本さんよりお借りしましたのでレポートさせていただきます。
Xperia Z Ultraは、通話機能があるものの、6.44インチという大画面からスマートフォンとしてはかなり大きく感じる。ただし、数値的にはあまり変わらないはずの7インチ級タブレットと比べると、スクリーンが縦長なことから、それらタブレットよりは片手で持ちやすい。このため、製品カテゴリとして「フォン(Phone)」と「タブレット(Tablet)」との中間という意味合いで「ファブレット(Phablet)」と表現されている。
今回お借りしたXperia Z Ultraは、香港で発売されている非LTE版のC6802です。詳細な仕様については、こちら にまとめてますので参照ください。
それでは、外観を中心に見ていきたいと思います。
一枚のガラス板のようなフォルムは、デザイン的にXperia Z SO-02Eを大きくしたようなイメージです。
サイズは、パスポートの幅を意識したという通り、ほぼ同じ幅となっており、胸ポケットへの収まりが良いです。
Xperia Z Ultra(左)と手持ちのXperia A SO-04E(右)と並べてみると、かなり大きいことが分かります。
それぞれを手に持ってみました。私の場合、片手で持つことはできますが、そのまま親指で画面操作するのは厳しいですね。
正面向かって右側面上に3.5mmイヤホンジャック。その下に、防水カバーに隠れたmicroSIMとmicrSDのカードスロット。
右側面真ん中付近には、最近のXperiaシリーズに特徴的な円形の電源ボタン。この形状になってから、電源ボタンが飛躍的に押しやすくなったと思います。
右側面底面角には、しっかりとしたストラップホールがあります。
正面向かって左側面上に防水カバーに隠れたmicroUSB端子があります。
左側面真ん中には、充電用のマグネティックコネクタがあります。この端子を使って充電をおこなうには、Magnetic Charging Dock DK30などの専用コネクタをもった充電装置が必要です。EXPANSYS 日本さんの販売ページは、こちらです。
背面上方に8MPカメラとその下にNFCのマーク。LEDフラッシュなどは付いていません。
と、ここで唐突ですが、ベンチマークテストの「3DMark」を実施してみました。
Defaultテストの結果は、NVIDIA Shield、Xperia Z Ultra(MSM8974)に次いで第3位の16272ポイント。
Extremeテストの結果は、Xperia Z Ultra(MSM8974)に次いで第2位の11445ポイント。
最後に、この写真。Xperia Z Ultraのサイズがどこかで見たことのあるサイズだと思っていたら、6穴バイブルサイズのシステム手帳にピッタリはまる感じです。専用の固定具みたいなものが発売されたら、かなりイイ感じじゃないでしょうか。SONYさん、純正アクセサリとしてどうですか。
というわけで、一週間ほどお借りしていたXperia Z Ultraですが、その他所感など。まずは、その見た目から想像していたより、ずっと軽く感じますね。胸ポケットにすんなり入る大きさと軽さ、ストラップを取り付けできること等から、常に身に付けておける小型タブレットとしての用途にピッタリ。片手持ちだと親指でのタッチ操作がしんどいので、電車などの座席に座れて両手が使える状態、もしくはひたすら動画を眺めているといった状況なら、タブレットほど嵩張らず、手も疲れにくく大画面を満喫できます。実物見ると、本当に画面がキレイというかクッキリしていて、動画見るには最高。というわけで、今後は、LTE対応版や国内モデルの噂もありますが、そもそもWiFiオンリーな環境でもイイくらいな人には、安くなってきた3G版で十分じゃないでしょうか。気になる方は、EXPANSYS 日本さんをチェックしてみてください。
【参考サイト】
・Sony Xperia Z Ultra C6802 (SIMフリー 16GB, White) - EXPANSYS 日本
・Sony Magnetic Charging Dock DK30 for Xperia Z Ultra (Black) - EXPANSYS 日本
・個人的に気になる7インチ前後のタブレット - Mono Works
・Magnetic Charging Dock DK30 | For Xperia Z Ultra - Sony Smartphones (Global UK English)
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