在宅勤務に切り替わって早2年。すっかり外出することは減ったが、それなりに外出する機会もあり、そういった時 ER3SEと BTR5を音楽のお供としている。音はすごく気に入っているんだけど、メガネのツル、マスクの紐、イヤホンのケーブルが三つ巴になるのが難点。飯時にマスク外すと、だいたい絡まる。具合が悪いとメガネが吹っ飛びそうになって、飯にメガネがダイブ寸前なんてことも。
せめてイヤホンだけでもワイヤレスにしたいんだけど、何度か書いてるように自分の耳は割とコンパクトな部類なため、なかなか合うものがなかった。最近はコンパクトを売りにしているフルワイヤレスも増えてきたので、いくつか試聴してみて radius T200BTを購入した。
radius T200BT
一番重視したのがフィット感なので、その他の点については、あまりこだわりなく購入を決定した。
人によってクリティカルな問題となりそうなのが、基本的な操作をイヤホンの側面(ロゴのプリントされた面)タップでおこなう点だ。この基本操作がなかなか厳しい。指でタップすると高確率で失敗。耳を覆うように手のひらでタップすると、概ね成功といった感じになるが確実ではない。
再生/停止の1回タップや音量UP/DOWNのタップ状態を3秒以上キープならあまり問題にならないが、「通常モード」「ノイズキャンセリングモード」「アンビエントモード」のトグル切り替えは、3回タップとなっていて、手のひらタップでも失敗することがよくある。また、充電のためイヤホンをケースに収納すると電源OFFになり、ここで「通常モード」にリセットされるので「ノイズキャンセリングモード」「アンビエントモード」に固定しておくこともできない。
幸か不幸か「ノイズキャンセリングモード」も「アンビエントモード」も期待したほどの効果がなく、「通常モード」でも音楽を再生している間は周囲の音がほとんど聞こえなくなるし、音楽を停止すれば会話が可能なレベルで外音が聞きとれるので、常に「通常モード」で運用することにした。
ここまで散々な言いようだが、メガネのツル、マスクの紐、イヤホンのケーブルという三重苦から抜け出すことができて、そこそこのフィット感と音質で音楽を聴けるようになったので、非常に満足している。
その他 試聴したイヤホン
いろいろ他にも試聴させてもらったので、印象に残っているものを紹介。
店員さん曰く一番コンパクトなフルワイヤレスという ag COTSUBUは、残念ながら自分の耳にはしっくりこなかったが、音質的に十分満足できるものだった。
イヤリングのような装着感が特徴的なオープンイヤーの ambie AM-TW01も試してみた。装着感に関しては一番自分に合っていたが、さすがに雑踏の中で音楽聞くのは厳しいと感じた。
同じくオープンイヤーな SONY LinkBuds。こちらはある程度耳の中に入ってくるタイプなので、雑踏でもそこそこの音質をキープできるものだった。先日つぶやいたようにかろうじて装着できるレベルではなく、そこそこフィットしていたら LinkBudsを選んでいたと思う。
所沢西武ビックカメラでLinkBuds先行展示してた 耳の小さい自分は本体がくぼみに収まらずサポーターのサイズを変更してみても すぐにポロッと落ちてしまう 奥さんの耳にはすっぽり収まって むしろサポーターないほうが圧迫感なくてイイ感じと言われ 規格外の自分がうらめしい pic.twitter.com/6QYrjsMfS4
— 元なり (@pporoch) February 20, 2022
イヤーピース
radius T200BTについても、付属品以外のイヤーピースを試してみて、聴こえ方とフィット感の違いを感じたので、いくつか紹介。
final TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様
final TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様は、T200BT付属品に比べて高さがあり、笠部分の厚みもあるが、今回試したイヤーピースの中で一番フィット感がよかった。また、聴こえ方もかなり好みな感じに変化したので、これを通常利用することにした。
TYPE E 完全ワイヤレス専用 サイズSS(左)と T200BT付属品 サイズS(右)
final TYPE E 通常版
好んで使っていた 通常版 TYPE Eは、一番好みの聴こえ方だった。ただし、高さがありすぎて、これとradius T200BTの組み合わせでは充電ケースに収まらなかったので、使用は断念した。
TYPE E 完全ワイヤレス専用 サイズSS(左)と TYPE E 通常版 サイズSS(右)
SpinFit CP1025
SpinFitも好きなメーカーなので、完全ワイヤレス用の CP1025を試してみた。多少ぐりぐりと押し込んだ状態にすると、ピタッとはまって聴こえ方もいい感じになるんだけど、おそらくこの状態で使っていると耳の方が負けて炎症をおこすことが想像できたので、radius T200BTとの組み合わせでは不採用とした。
TYPE E 完全ワイヤレス専用 サイズSS(左)と CP1025 サイズSS(右)
SpinFit CP350
SpinFit CP350は、T200BT付属品の筒部分をやや高くしたような形状で、一番フィット感を感じられなかった。音質の変化も少なく、radius T200BTとの組み合わせでは不採用とした。
TYPE E 完全ワイヤレス専用 サイズSS(左)と CP350 サイズS(右)
おしまい
コメント
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