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チラシのすきま

メモ:Androidのバージョンや画面サイズの違いにどこまで対応するか

本日、既存のNexusデバイス向けに6.0.0(Marshmallow)のFactory Imagesが公開されましたね。自分のタイムラインでも、早朝から6のイメージを焼いている方がちらほら。手持ちのNexus7 2013 Mobile用のイメージ(MRA58K)もありましたが、Nexus7 2013は、しばらく5.1を維持していたいので、別に端末を用意してから6.0を楽しみたいと思います。

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Factory Images for Nexus and Pixel Devices  |  Google APIs for Android  |  Google Developers

さて、現在、新機種としてキャリアから販売されている端末は、Android5.xですが、古い端末を使っている人もまだまだたくさんいます。アプリを作って配布する場合、どのバージョンまでをサポートするのか悩みどころだと思います。今回は、そんな時に参考にするサイトをご紹介します。

Androidのバージョンや画面サイズのシェア

これは、本家Googleのサイトを参考にします。

ダッシュボード  |  Android Developers

最近のバージョンシェアは、こんな感じになってます。

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上記の統計は、2015年9月7日を最終日とする7日間に集計されたもので、0.1%未満のバージョンについては省略されています(Honeycomb…)。また、ここで収集されたデータは、Android2.2以上をサポートしている新しいGoogle Play Storeで収集されたものであり、それ以前の古いバージョンのデータは含まれていません。ただし、2013年8月時点で、Googleのサーバにチェックインしていた端末のうち、2.2より古いバージョンのものは約1%だったとも書かれていることから、現状ほとんど影響はないと考えられます。

続いて、こちらは、画面サイズと密度のシェアです。この統計も、2015年9月7日を最終日とする7日間に集計されたものです。

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具体的な画面サイズ(Small、Normal、Large、Xlarge)や密度(ldpi、mdpi、tvdpi、hdpi、xhdpi、xxhdpi)に関する説明は、下記トピックを参照してください。下記トピックは、いろんな画面サイズや密度にアプリを対応させるためのガイドが書かれたページの一部となってます。

複数画面をサポートする  |  Android Developers

スマートフォンやタブレット端末の所有台数

こういった市場調査結果は、リサーチ会社のプレスリリースなどを見ると、ざっくりとした概要なら掴めます。例えば、下記ページを見ると、2014年8月時点で、国内家庭市場では、スマートフォンの所有率62.3%、タブレット26.1%となってます。

国内スマートフォン/タブレット/PC利用実態調査結果を発表

続いて、スマートフォンとタブレットのうちAndroidのシェアはどれくらいかというと、下記の2つのページを参照すると、スマートフォンもタブレットも40%といった感じ。あくまでも出荷台数ベースの話ですが、まあ実感として、そんなもんかなと。

2014年度通期国内携帯電話端末出荷概況 « ニュースリリース | 株式会社MM総研

ICT総研|市場調査・マーケティングカンパニー

日本の人口約1億2700万人として、かなり乱暴に推測すると、スマートフォンの所有台数が7900万台、うちAndroidスマートフォンが3160万台、タブレットの所有台数が3300万台、うちAndroidタブレットが1320万台。スマートフォンとタブレットを合算すると、国内家庭市場でのAndroid端末は、およそ4480万台といったところ。

バージョン別のざっくりとしたAndroid端末数

国内家庭市場でのAndroid端末がおよそ4480万台と仮定して、Googleのバージョンシェアを計算してみると、下記のようになる。

Version Codename API かなりざっくり
2.2 Froyo 8 9万台
2.3.3-2.3.7 Gingerbread 10 184万台
4.0.3-4.0.4 Ice Cream Sandwich 15 166万台
4.1.x Jelly Bean 16 542万台
4.2.x 17 681万台
4.3 18 202万台
4.4 KitKat 19 1756万台
5.0 Lollipop 21 712万台
5.1 22 228万台

ただし、Googleの統計は、全世界を対象としたものであり、日本の場合、全体により低いバージョンの占める割合が高いと考えられます。それは、キャリア独自にカスタマイズしてから発売するというスタイルのため、カスタマイズにかかる分だけ販売開始時期やバージョンアップ時期の遅れがあるからです。

まとめのようなもの

アプリをストアで公開する前なら、こういったざっくりとした数字を参考にして、サポートするバージョンを絞り込んでいくと良いのではないでしょうか。最初は、できるだけ広い範囲をカバーしておいた方がいいと思いますが、アプリを使うターゲットが「新しモノ好き」なタイプなら、古いバージョンは切り捨てても良いかもしれません。アプリ公開後なら、実際にダウンロードされたシェアを参考に調整すればいいと思います。

【参考サイト】

Factory Images for Nexus Devices  |  Nexus Files for Developers  |  Google Developers

Dashboards | Android Developers

Supporting Multiple Screens | Android Developers

ニュースリリース  |  株式会社 MM総研

レポート | ICT総研|市場調査・マーケティングカンパニー

IDC Japan 株式会社 : プレスリリース一覧

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執筆者
"ぽぽろんち" pporoch
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Mono Worksの中の人。DQX内では "ぬここ" の中の人もやってます。好きなことをつらつらと書き留めてます。
"DQX@ぬここ(UD487-754)"
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