hugo 0.28 の新機能として hugo server
のオプションに --liveReloadPort
が追加されていました。これと ngrok のようなサービスを組み合わせることで、ローカルWebサーバで SSLの検証をおこなうことができるようになりました。
ご当地レトルトカレー(2016/12/6放送 マツコの知らない世界より)
参考:Hugo 0.28: High-speed Syntax Highlighting! | Hugo
ngrokとは
What is ngrok? に『ngrokは、NATやファイアウォール越しにあるローカルサーバをセキュアなトンネル経由でグローバルインターネットに公開します。』と書かれています。とは言っても、グローバルNWに対して特定のポートを開放するので、必要な時だけ使うようにしましょう。
ngrokの準備
- ngrokでサインアップ(私はGithubアカウントを利用しました)
- ここから ngrokの実行ファイルをダウンロードして解凍(ngrok.exe をそのまま実行すると、使い方とかサンプルが表示されます)
- Connect your account 欄のコマンド
ngrok authtoken 《authtoken》
をコピペして実行すると、authtokenが記載されたngrok.ymlが生成され、準備完了
ngrokの実行
下記コマンドを実行して、ngrokを起動すると
ngrok http 1313
下記のように表示されるので、《サブドメイン》.ngrok.io
部分をコピペしておきます。
Session Status online
Account pporoch (Plan: Free)
Version 2.2.8
Region United States (us)
Web Interface http://127.0.0.1:4040
Forwarding http://《サブドメイン》.ngrok.io -> localhost:1313
Forwarding https://《サブドメイン》.ngrok.io -> localhost:1313
hugo serverの起動
下記オプションで hugo サーバを起動すると
hugo server -D -t 《テーマ》 -b https://《サブドメイン》.ngrok.io --appendPort=false --liveReloadPort=443 --navigateToChanged
外部ネットワークから hugo のローカルWebサーバのコンテンツを https で表示できます。確認してみると、RapidSSL RSA CA が使われてました。
無料枠だと、《サブドメイン》は起動ごとにランダム生成されます。有料プランなら《サブドメイン》の予約が可能です。
終了
ngrokの終了はCtrl+C
ご当地レトルトカレー(2016/12/6放送 マツコの知らない世界より) 昔撮った写真を見ていて気になったので「松坂牛ビーフカレー」をネットで探してみると、同じ名前の商品がたくさん見つかってしまい、どれが番組で1位として紹介されていたものか分かりませんでした…
おしまい
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