Androidも、データベースを扱うことができます。標準でサポートされているデータベースは「SQLite」というオープンソースのRDBMSです。データの保管場所としてサーバを必要とせず、データをファイルとして保存することから、アプリに組み込んで利用されることが多いようです。なお、標準ではサポートされていませんが、Microsoft SQL ServerなどのようなサーバーベースのRDBMSにもAndroidからアクセスは可能です。
今目標としていることは、Androidアプリに一定のデータを持たせておき、そのデータを条件に応じて画面に表示させることです。なので、データベースをAndroidで作成したり、更新することはなく、あらかじめパソコンでデータベースを作成して、アプリに組み込みできればと考えています。今回は、表示の元になるデータベースをパソコンで作るところをメモします。
使用するツール
SQLiteのデータベースを作成する方法はたくさんありますが、自分は、Windows上でデータベースを作成するために「PupSQLite」というツールを利用させていただいています。
「PupSQLite」では、いろいろな形式のファイルからデータをインポートできます。例えば、1行目にヘッダー(カラム名)を並べて、2行目以降にデータを記述したExcelファイルなどを取り込みテーブルを作成、db形式で保存するだけで、データベースが出来上がります。
簡単にデータベースが作成できるのは、SQLiteというデータベース自体がいろいろと細かい設定をしなくても機能する「つくり」であるためです。それ故に、注意が必要となる場面もあります。次回は、SQLiteの特徴と他のRDBMSとの違いや注意点についてメモしたいと思います。
<2015.09.29 タイトル変更>
【変更前】SQLiteのデータベースを作る(その1)
【変更後】SQLiteのデータベースを作る(作成ツールのご紹介) 【参考サイト】
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